オーストリアのウイーンで開発された超軽量のインナーチューブ「tubolito」(チューボリート)が日本に上陸ました。
独自に開発された革新的なハイテク素材を使用し、通常のラバー製チューブと比較して約1/3の重量、約2倍の耐突き刺し強度・耐パンク性を実現しています。
オレンジが印象的で魚肉ソーセージの包装みたいですが、手で触れた感触としてはもう少し硬く海水浴に使う浮き輪ような素材です。製造方法や素材は今のところ公開されてはいません。一体どういう素材なのでしょうか…気になります。
当ブログは2015年から始めていますが、チューブについての投稿は今回が初めてとなります。おそらく自転車チューブの開発というのは他の製品に比べ難しく、革新的な製品が出にくいんだと思います。
ラインナップはフレンチバルブのみで700c、26インチ、27.5インチ、29インチがあり、バルブ長は42mm。700cのみ60mmのロングバルブが用意されています。
重量は700×18~28cで40gです。
極限まで薄くした0.15mmチューブは23gですが、ディスクブレーキ専用で、リムブレーキには使用できません。
注意点としては、通常のパンク修理はできず、専用の補修パッチを使用しなければならない点です。
本体価格は4300円と驚くような値段ですが、自転車の最大の敵、パンクが半減するなら高くはないかもしれません。(個人的には高いと思う)