梅田のグランフロント北館の「シマノスクエア」に行ってきました。
グランフロント大阪の北館はナレッジキャピタルと呼ばれ、企業や研究者が新しい価値を創造するための交流の場とされています。南館の商業施設との連続性があり一般の人も自由に入館でき、情報収集などで新しいこと創造したり、交流を楽しんだりできるラボや施設がそろっていて、関西の「知」の交差点となっています。
大学などの研究機関のほかにダイキンやサントリー、アシックスなど関西を代表する先端企業が入居し、4階に2017年2月から堺市のシマノがアーバンライフを提唱したPRカフェ「シマノスクエア」を運営しています。
サイクリングやフィッシングといったスポーツをより多くの方に興味をもってもらうために施設は無料で解放されて、展示や厳選された関連書籍を閲覧することもできます。シマノは昨年3月に堺東に「シマノ自転車博物館」を設立しましたが、こちらの施設は「企業」としてのシマノを強く打ちだしています。したがって、展示スペースには自転車とあわせて釣り具も展示され、同社創業からの社史や古い製品なども紹介されています。
カフェスペースではドリンク以外にもサンドイッチやスイーツが用意され、自転車や釣りに興味がない方でも気軽に利用することができ、定期的にイベントも開催されているようです。梅田は人が多すぎてなんだか疲れてしまいますが、北館は中津駅に近く、ゴミゴミした雰囲気なくゆっくりすることができます。ただ、コロナ前は夜の21時まで営業でしたが、最近は18時ラストオーダーとなっているようです。
自転車雑誌「サイクルスポーツ」(八重洲出版)で、今年から始まった「あの年 あの時 あの瞬間」という連載が結構面白いのでおススメです。あと「自転車日和」(辰巳出版)の最新号にて、私のバイクカスタマイズが掲載されていますので、そちらもチェックしてみて下さい。
うめきたエリアは現在再開発中で3月には大阪駅の地下ホームが開業、大きな公園や超高層ビルが設置され、31年にはJR「なにわ筋線」が開通予定となっています。そういえば、2019年3月にこの場所で自転車イベント「BIKELORE」(バイクロア)が開催され、かなり盛り上がっていましたが、新公園ではまたこのイベントは行われるのでしょうか。今後もこのエリアは注目です。
▲北ヤードで開催された自転車イベント「BIKELORE」 (2019年3月 筆者撮影)