自転車のサドルを取り付けるサドル下の棒をシートポスト(またはシートピラー)といいいます。
円筒形のパイプの端にサドルを挟み込む「ヤグラ」と呼ばれるクランプが付属している部品ですが、パイプ径に統一規格がなく自転車によって異なるサイズのシートポストを使用します。

シートポストの外径は0.2mm単位で製造されていています。
例えば、27.0mmと27.2mmは0.2mm(1mmの5分の1!)しか違いませんが全く異なる規格になり互換性はありません。当然、目視では判断できません。

サイズはシートポストに刻印されていてすぐわかりますが
まれにポストごとサドルを盗難にあいサイズが分からなくなってしまうことがあります。
自転車のフレームの内径を測定すればサイズは分かりますが0.2mm違えば全く合わないので自転車店へ相談に行くのが懸命でしょう。

ママチャリやBMXは25.4mm、
クロスバイクは27.2mmが多い傾向がありますが、これも車種によってまちまちです。
メーカーや車輪径からシートポストを推測することもできません。

シートポストは2000円くらいからで、サイクルショップ203では数種類ストックしています。

tioga seatpost
盗難にあわないようにサドル錠をつけておくのもいいかもしれません。

saddlekeeper

——————
【参考】2015年モデルの主なクロスバイクのシートポスト

・ジャイアント ESCAPE-R3   →  27.2  シルバー
・ルイガノ LGS-CHASSE  → 27.2 ブラック
・ジオス MISTRAL → 27.2  シルバー
・フジ PALLETTE → 27.2 色はフレームカラーによる
・トーキョーバイク SPORT → 26.6 ブラック

Share on Facebook
LINEで送る
Bookmark this on Google Bookmarks