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シュールと話題の「舞台 弱虫ペダル」DVDを観てみました。

弱虫ペダル」というマンガをご存知ですか?

高校の自転車ロードレース部を題材にした週刊少年チャンピオンに掲載中のマンガで累計850万部以上発行する人気マンガです。

2013年からアニメ化され、ますます人気が上昇しているそうです。
私はあまりアニメとか詳しくないので、ようやくHuluで観だしました。

ストーリーはアニメオタクで運動オンチな主人公小野田坂道が、中学時代から自転車レースで活躍していた同級生の今泉くんクライマー(※)としての才能をみいだされ高校インターハイで大活躍するというスポ根アニメです。

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スポーツ自転車の未経験の主人公の成長物語がスリリングで分かりやすく、ロードレースを全く知らない子供から自転車レース愛好家まで楽しめるというのが人気の理由です。

最近では自転車雑誌や自転車のイベント会場なんかでも目にするようになってきました。

そんな弱虫ペダルの舞台版「舞台 弱虫ペダル」の人気がスゴいようなのです。どのようなものなのか、玉造のTSUTAYAでDVDを借りて恐る恐る観てみました。

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12人の男性俳優がアニメ通りのキャラクターになりきってコスプレをして登場します。
一人二役をこなす役者さんもいます。

自転車にレースとういのは舞台では表現しにくいと思いますが、ロードバイクに乗りながら演技するのではなく、ハンドルバーのみを握って上下させ、真剣な表情でその場で足踏みをするという奇天烈な演出に度肝をぬかれます。

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上の写真は今泉君が学校の裏門坂で小野田坂道を突き放すシーン。
アニメの名場面が再現されています。
高速で足踏みをする役者さんの体力もかなりキツそうです。

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おっ!? ミュージカルだ!!

す、すごい
感動だ!!!!

生まれて初めて舞台のDVDを観ましたけど、期待値が低かった分、衝撃の満足感です。
次の舞台は絶対観に行くぞ!

舞台DVDが2012年リリースなので、マンガ→舞台→アニソン→アニメの順番で発表されているようで、ついに今夏に映画化されるようです。こちらも楽しみです。

 

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舞台 弱虫ペダル
出演 村井良太 太田基裕
監督 西田シャトナー
発売   2012年

 

 


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クライマー 自転車ロードレースで山岳を得意にする脚質。

ERGONは目のつけどころが違う!自転車を押しやすいSRX3サドル。

以前にERGONというパーツメーカーの着眼点と研究がいかに凄いかというのをご紹介しました。

参照:グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。

人間工学に基づいた設計と研究によって製品化されたグリップは、コスト優先の他社製品とはまるで違う使用感があるという話です。その時、ERGONをグリップメーカーと紹介しましたが、それは正確ではありません。グリップは確かに傑出していてすばらしいのですが、同じく人間工学の粋をつくした自転車サドルSRX3にも注目です。

ergon srx3

このSRX3サドルは、人間工学の研究によって乗車時にライダーの疲労する形状をしており、太ももに接触するサイド部は摩擦を軽減するシリコンでコーティングされていてぺダリング効率を高める構造になっています。前後への大きな動きに対応できるVシェイプのシルエットをしていてフィット感を考慮したスポーツサドルになっています。

驚きはこのサドルが自転車を押すときに考慮されたテールデザインを採用している点です。確かに自転車は乗るだけでなく、押しますもんね。

もともとSRX3はシクロクロス(※)という自転車競技用に開発されていて、悪路や激しい乗車や長時間のぺダリングにでもお尻への痛みや疲労を緩和する設計になっています。

レール素材は軽量のカーボン ,耐久性の高いチタン合金 , コストパフォーマンスに優れたスチールの3種類。サイズもSとMの2サイズ製造しています。

 


 

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※ シクロクロス オフロード自転車競技の一。日本でも競技人口が増加しているが、オリンピック競技には採用されていない中距離自転車レース。

グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。

自転車グリップメーカーERGONによると、バックスイープ角のないフラット形状のハンドルバーでは自転車乗車時に腕は手首に対して148°になるそうです。自転車に乗っていなくても、普段と異なる手首の角度を維持したままだと疲れてしまいます。

経験のある方は多いかもしれませんが、ドロップハンドルのように持ちかえのできないストレートハンドルでは、疲れは脚からではなく手首からくるのです。長時間、悪条件ほど手のひらや手首が圧迫され、痛みや疲れがでてきます。

ERGONは見落としがちで実は非常に重要なこの事実に、真剣に立ち向かう自転車グリップメーカーです。

他社製品とはまるで違う。グリップを「科学」にしているスゴい研究!

今回は数多いERGONのラインナップの中からエンデューログリップGA1 Evoを実際に使ってみました。

カラーはホワイト,ブルー,レッド,グリーン,新色のグレーと今回使用したブラックの6色展開。

 

ergon ga1evoergon ga1evo

ergon ga1evoergon ga1evo

 

硬質のプラッチックの芯にクッション性の高いラバーが配され、4mmの六角レンチ工具(付属していませんので、ご用意ください)で固定するようになっています。

ergon ga1evo   ergon ga1evo

GA1 Evoには上下・左右があります。一般的なグリップは単なる円筒形のゴムで、このような指定のあるグリップ自体、非常に珍しいといえます。

研究、実験、また研究…..
ERGONは自転車エンデューロレースのトップ選手もサポートしています。

正直、グリップをなめてました・・・・

 

ergon ga1evo

GA1 Evoのグリップ長は134mm。ハンドルバーの水平部が端から、最低134mm以上なければ使用できません。使用中のグリップより長い場合はシフターとブレーキレバーを内側にずらしてください。一般的な自転車のグリップ長は130-135mmです。

 

ergon ga1evo

4mmの六角ネジ1本でしっかり固定されます。人間工学に基づいていて設計されていて、握ってみると吸いつくようなフィーリングでグローブなしでも滑りません。

一応、英語の説明書が付属していますが、見なくても簡単に取り付けができます。サイクルショップ203で購入いただいた方は付け替えも無料でおこなっていますのでご安心ください。

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4月から値上げになる防犯登録って、絶対しないといけないの?

2015年4月より今まで500円だった大阪の防犯登録料が600円に値上げになります。

円安やインフレの影響で物価が上昇しているのは仕方ないのかもしれませんが、ついに防犯登録まで値上げになるとは、正直かなり驚きました。

「値上げするなら、もう登録したくない」という方もいるかと思いますが、義務化されていてそういう訳にもいきません。

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自転車の安全利用の促進及び、自転車等の駐車対策の、総合的推進に関する法律 通称「自転車法」というのがあります。この法律が1994年に改正され、自転車の防犯登録が義務化となりました。

自転車法の第12条第3項に自転車を利用するものは、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録を受けなければならないとあります。

登録しなくても罰則はありませんが、自転車撤去や盗難の際の所有権の証明となるためほとんどの自転車購入者は販売店で登録します。そして、その場で登録6桁の登録番号とバーコードが書かれたオレンジ色のステッカーを自転車フレームに貼ります。
bouhan osakaこれが登録用紙です。

登録者の記入欄は氏名住所電話番号です。電話番号は携帯番号でかまいません。三枚複写でボールペンで記入します。

1枚目  白色   入力用  大阪府の自転車商防犯協会用
2枚目  青色   販売店用
3枚目  ピンク色   お客様控

いただいた情報は、大阪府警察本部にて10年間データとして保管されます。
お客様控えは、撤去や盗難の際に必要になりますので大切に保管ください。

防犯登録は非課税ですので、消費税がかかりません。5%から8%に消費税が上がった際も価格は据え置きだったのにどうしてこのタイミングで値上げなんでしょうか・・・

 

knogのマウントレスUSBライト「Blinder4」を実際に使ってみました

「これまでにないものを作りたい」
knogの革新的な製品作りは創造的で感動させられます。

特に自転車用USBライト「Blinder(ブラインダー)」は従来の乾電池仕様のプラスチックマウント式の自転車前照灯を完全に過去の製品にしてしまいました。耐久性,デザイン,使いやすさ,コストパフォーマンス,重量,明るさ,防水性能,コンパクト….そのすべてにおいて従来の電池式LEDライトに対し優位性を打ち出した、まさに革新的商品だったのです。

試して分かった、「Blinder4」の驚くべき性能。

今回はBlinderシリーズでも定番の4灯タイプ「Blinder 4」のフロント用を実際に使用してみました。

knog blinder   knog blinder
ハンドルバーに工具なしで簡単につけることができます。クリップ式でマウントがないので昼間走行時にハンドルバーにプラスチックマウントが無駄についているなんてこともありませんし、共用もしやすいでしょう。アルミ製のフェイスはおよそ4×4cm、リチウムポリマーバッテリーを使用することによって自由な形状になりコンパクトです。重量は39gと軽量です。従来品はどうしても乾電池が重く、大きさも電池より必ず大きくなってしまいます。

knog blinder   knog blinder
スイッチを長押しすると点灯します。ノックでモードが変わり点滅となります。フロントは白い光で44ルーメン、直接見るとしばらく目が見えなくなります。照射角は120°で視認距離は800mです。明るいを越して、眩しいです。
※上の点灯中の写真はiPhone6のノーマルモードで撮影したもので、加工は一切していません。

knog blinder knog waterproof

充電が切れかかるとサイドのインジケーターが赤く光ります。5時間の充電で点灯モードで3時間、エコフラッシュ点滅モードで50時間使用できるようです。

雨でも使用できる高い防水性も自宅の風呂で確認してみました。水温40℃、水深0.5mに5分間つけてみましたが特に異常はないようです。

「OH,YEAH!!」で世の中を変える。

knogは世の中から1つでも事故をなくなるように真剣に考えBlinderのようなプロダクトを開発しているようです。それは時にオーバースペックで、ユーモアがあり、手に取った人が「OH,YEAH!!」と思わず声にしてしまうような製品です。今回、私も実際に使用してみてやっぱりknogはすごいなと思いました。

knog site
↑knogの本国サイトより

サイクルショップ203の調べでは、大阪・ミナミではなんと76.5%が自転車の夜間走行時に前照灯を使用していませんでした。夜間の無灯火自転車走行は道路交通法違反で、いくらミナミの風紀がよくないといっても、かなりはずかしいレベルだと思います。ただこれは自転車ユーザーだけの責任でなくて、ライトの販売や製造、警察の意識にも問題があるのかもしれません(注:法的にはユーザーの責任)。自転車のライトをつけることが楽しくなればきっと76.5%の人も変わるはずです。

knogはオーストラリアの企業なのですが、毎年必ずクルーが来日します。日本の街を歩き、トレンドやマーケットの調査をしています。そして、そこから得たヒントを持ちかえり、製品作りのアイデアにしているようです。

【リリース情報】スマホとつながるキャットアイのサイクルコンピュータ

自転車の走行時速や走行距離が測定できるサイクルコンピュータ、略してサイコンと言います。最近では多機能化が進み、ロードバイクユーザーはじめ多くの人が使用しています。日本のメーカーではキャットアイ社が有名です。

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キャットアイから新しく発売されたCC-PA500B パドローネ スマートはブルートゥース採用のワイヤレスのサイコンです。最大の特徴はキャットアイ社のスマホアプリ「Cateye Cycling」に対応している点です。速度・心拍・ケイデンス(クランクの回転数)が測定できるだけでなく、ミラーモードでは電話・メール・SMSの着信をディスプレイとLEDで表示します。

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価格は¥9800(税抜)。
お得なスピード・ケイデンスセンサー(ISC-12)と心拍センサー(HR-12)がついたキットは¥24,000円(税抜)。心拍センサーのないモデルが¥16,000円(税抜)です。一部対応していないスマホもございますのでご確認ください。

*対応機種:http://www.cateye.com/data/resources/cc_phone_mail.pdf

 

 

 

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