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国内最大級の自転車の祭典「サイクルモード2016」行ってきました

国内最大級の自転車の祭典
千葉・幕張メッセで開催中のサイクルモードに行ってきました。

cyclemode2017

総展示台数1000台以上、毎年開催される自転車の祭典で2016年は千葉・幕張メッセ11月4日(金)から6日(日)まで開催されます。入場料は前売1200円、当日1600円です。

 

derosa

ロードバイクを中心に最新のスポーツサイクルが多数展示されています。

cyclemode2017 makuhari

このイベントの最大の特徴は見るだけでなく、試乗など最新の自転車を体感できる点です。

cyclemoderide

全長1.2kmの試乗コースが用意されていて最新のロードバイクやマウンテンバイクなどを乗り比べすることができます。人気車は行列ができます。

shimano 2017

車体だけでなく、最新の自転車パーツやアクセサリーも展示されています。

cycle girl
インドアバイクインストラクター平野由香里さんによるエアロバイクの体験レクチャー

 

cycledesign
東京 渋谷の「サイクルデザイン専門学校」の卒業制作も展示されています。

abus lock
ドイツのセキュリティブランド「ABUS」は他社の鍵を壊してみようという大胆な体験企画。「ABUS」のUロックを破壊できる強者(チャレンジャー)募集

hikitasatoshi
自転車ツーキニスト疋田智さんによる漫談(?)

katayama ukyo
片山右京さんの自転車チーム「Team UKYO」のロードバイク

e-bike    hiroshima crap
左/YAMAHAのE-BIKE(電動自転車)
右/広島カープと地元自転車メーカーのコラボ車

vintage raleigh
今年はビンテージのRALEIGHやルネエルスなど希少なアンティーク自転車の販売も

vintage cycle
マニア垂涎のカンパ「Cレコ」やサンツアー「シュパーブ」などオールドパーツの即売会も開催されていました。

cherubimハンドメイド(オーダーメイド)の日本製自転車コーナー。運が良ければビルダーさんに会えるかも。

最新ガジェット・パーツ類の各ブースの模様はこちら

 

 

マット仕上げのフレーム、パーツにWHITE LIGHTING「MATTE FINISHER」クリーナー

最近のスポーツサイクルのトレンドとしてマット塗装のフレームの増加しています。
サイクルショップ203では直近の販売車を調べてみると約3割りがマット加工のフレーム塗装でした。

マット塗装は高級感があって、かっこいいのですが、使用に従い経年劣化でその質感が損なわれていきます。
WHITE LIGHTINGからマット仕上げのフレーム,パーツ専用のクリーナー「MATTE FINISHER」が発売されます。

whitelighting mattefinisher

吹き付ける泡立つ「フォーミングテクノロジー」というエアゾールタイプで、マット塗装の凹凸まで洗浄成分が入り込んで砂塵や油、指紋汚れなど微細な汚れまでしっかりと取り除きます。

whitelighting

使用する面に吹き付け10秒程放置し、布でふきとります。
カーボン、チタン、アルミ、スチール製のフレーム、ホイール、ハンドルバーなど様々な素材に使用できます。

容量は560ml、
本体価格は1,500円で、
2016年11月中旬入荷予定です。

knog 単三電池式ライト「POP」新色のカムフラージュ

knogの電池式LEDライト「POP」に新色のカムフラージュが発売されました。

knog pop

単三電池1本使用、35ルーメンの明るさで1000mの視認性がある1灯式LEDライトです。
工具なしで簡単に取り付けができる」シリコンバンドマウントでママチャリからロードバイクまであらゆる自転車に使用できます。

エコフラッシングモードでは最大100時間使用でき経済的です。
25x25x75mmとコンパクトで重量は56gと軽量、
定番カラーレッド,ブラック,ホワイト,カーボンも好評発売中です。

knog pop_i knog pop_i

knog pop white knog carboon

サドル下にロールアップして取り付けれるADEPT「Equip Wrap」サドルバック

ADEPTからロールアップしてサドル下に取り付けできる「Equip Wrap」が発売されました。

 

ADEPT EQUIPWRAP

 

ストラップでサドルレールに工具なしで取り付けるナイロン製のサドルバッグで、最大の特徴はバックル式ストラップを使用しロールアップしてコンパクトになるという点です。

 

ADEPT cyclebag
スマホや小銭,予備チューブ,ツールなどがスッキリとまとまりバック中でカチャカチャしにくい構造になっています。

 

ADEPT saddlebag  ADEPT rollupbag

 

カラーはブラックとカモフラージュの2色。
大きなロゴもなく、普通の小物入れとしても使用できます。

 

adept cycle
重量は160g、
本体価格は¥2,500です。

BROOKS 150周年Anniversary Meeting in京都

1866年にジョン・ボルトビー・ブルックスによって英国で創業されたサドルブランド「BROOKS」は今年で創業150年をむかえました。革新的なアイデアと職人による変わらぬ生産によって世紀を超えて上質でオーセンティックな商品を生み出し続けています。

今年は150周年を記念して多くの記念モデルやコラボ商品など精力的に新アイテムがリリースされています。英国からマーケティングマネージャーのジャン・マルコ氏が来日し、京都でディーラーミーティングが開催されたので行ってきました。

 

brooks helmet
まずは、イタリアのKASK社とのコラボヘルメット
左 / ISLAND ¥18,500
右/ HARRIER ¥ 26,000

brooks  2016    brooks island

それぞれMとLサイズがあり、
マッシュルームヘッド(キノコ頭)になりにくいように設計されています。

 

サドルに関してはスライドを使い徹底的に研究していることを熱弁。

brooks meeting

1928年から同社が研究しているラバーサドルがついに今シーズン製品化されました。
その名は「CAMBIUM」。
ロードバイクのデビッド・ミラー選手が使用しているハイパフォーマンスサドルです。

brooks cambium  brooks cambiumsaddle
左/ CAMBIUMカーボンレール C13 ¥26,000
右/ CAMBIUM C17 ¥18,000

 

初公開となる「COMFORT GRIP CAMBIUM」はオーガニックコットンとラバーで生産された同社らしいグリップ。ERGON社と共同開発したエルゴノミクスグリップ「GP 1レザー」も非常に興味が沸く逸品です。

brooks cambiumgrip  brooks ergon
左/COMFORT GRIP CAMBIUM  ¥5,200
右/GP1 LEATHER GRIP ¥12,400

 

 

ラインナップに本革製のバーテープは今までありましたが、ラバー製バーテープは確か今回初登場では(?)
なんの説明もなくポンとおいてありました。7色展開みたいです。

brooks bartape  brooks barend
左/RUBBER BAR TAPE  ¥5,200
右/BAR END CAP コルク製 ¥600 (写真上)
ラバー製 ¥1,000(写真下)

 

 

もちろん同社の代名詞の英国製本革サドル&サドルバッグも健在です。

brooks saddles   brooks saddlebag
左/LEATHER SADDLE  ¥14,600~
右/CHALLENGE BAG    ¥11,400~

 

 

雨合羽レベルの防水性があるというファブリックサドルバッグや小物も充実。

brooks glenbrook  brooks tools
左/ MILLBROOK  ¥20,600
右/ MULTI TOOL(限定品) ¥5,400~

 


老舗企業が多い日本でさえ30年以内に99.98%の企業が消滅してしまうそうです。
世紀を超え、国境を越え、トップブランドであり続ける「BROOKS」。
その原動力はまさしく革新と職人魂であると改めて認識させられる会合となりました。

 

サイクルショップ203が所有する戦後の古い資料に昭和初期のBROOKSの品質に関して面白いエピソードが記載されていたので紹介したいと思います。brooks in japan

….昭和時代に入るや国産品の生産はますます本格化し藤田、大東、関東、南葛各社共増産体制を取り始めたが、それでも完成車用マーク入りのもの以外は大部分ブルツクスマークを使用せざるをえなかつた。

それほどサドルといえばブルツクスというくらい有名であつたので一般補修用にはいやでもブルツクスの名をつけざるを得なかつたのである。ところがこのような日本側の態度に怒つたブルツクスでは東京出張員FWホスレー氏との間にブルツクスの商標権をめぐつて紛争が生じ使用禁止されるやらテンヤワンヤと騒いだこともあつた。それでも昭和十年頃には…

 

 

日本製サドルは1907年に藤田弥四郎によって東京で初めて生産されました。
1902年に日英同盟が締結されると英国からの自転車輸入が増加し、1907年には1000台を超える英国製自転車が輸入されました。藤田は英国から輸入された自転車の付属しているサドルのライト社、ライセット社、ブルックス社の3メーカーからブルックス社を模倣しサドルの生産を始めましたが、良質なブルックスのサドルとは似ても似つかない幼稚なものしか製造できませんでした。当時でもサドルといえばブルックスで、ライト社やライセット社もその後競争に敗れブルックスに吸収されてしまいます。

昭和初期には自転車パーツは国産化が進むのですが、サドルだけはどうしても品質でブルックスにおよばず、この資料には日本のサドルメーカー各社はコピー商品を生産し、商標権をめぐって紛争が起きるという今では考えられないエピソードが掲載されています。登場している日本のサドルメーカーがすべて倒産していることはいうまでもありませんが、ブルックスの歴史や品質が抜きんでていることを記す貴重な内容となっています。

ADEPT USB充電式ライト「MUTE」公開

ADEPT(アデプト)がアルミボディでコンパクトなUSB充電式ライト「MUTE」を公開しました。

adept mute

 

adept mute  adept mute

adept mute  adept mute

フロントは太径の31.8径のハンドルバーにも取り付け可能なシームレス風デザインのシンプルな白色LED、
リアはシートポストに取り付ける赤色LEDです。

ボディをブラケットから外ずすとUSBポートがあり、ケーブルを使い2~3時間で充電できます。
リチウムイオン式バッテリーで40ルーメンと明るく3時間点灯します。
点滅パターンも2パターンあり、バルス点灯モードでは9時間使用可能です。

adept mute

カラーはブラック,シルバー,レッド,ブルー,ガンメタの各5色、
重量はわずか52gと軽量です。
本体価格は4,000円、USBケーブルが付属します。

 

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