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アーバンスタイルにフィットする軽量ポーターラックADEPT「トラスポーター」

ADEPTからアーバンスタイルにフィットするアルミ製の軽量フロントキャリア「Truss Porter Rack」がリリースされます。
adept trussporterrack

 

アルミ合金製パイプを使用した軽量なフロントキャリアで、ワイドな天板に様々な荷物を積載することができます。天板サイズはL240XW315mmで最大積載10kgとなっています。

 

adept trussporter

取り付けはアダプターがついていてハブ軸または6mmのダボ穴に対応しています。
700c車輪用設計ですので、基本的に小径車輪車やママチャリなどには取り付けができないとお考え下さい。
もちろん、リアにも付けれません。

adept rackadept frontrack

カラーはブラックとシルバーの2色、
重量は570g
本体価格は4200円です。

 

このような形状の前キャリアはポーターラックと呼ばれ、GAMOH「キングキャリア」やSOMA「ポーターラック」などが発売されてますが、いずれもキャリアだけで1kg以上重量があり、本体価格も1~3万円もします。ADEPT「トラスポーター」は従来品の半値以下で、その上、アルミ製で軽量になっている優れモノのキャリアです。

発売は2017年2月中旬で
お取り寄せでの対応となります。

 

※フロントキャリアの装着によって自転車の操作性は大きく損なわれます。また、積載重量以内であっても自転車が損傷することもありますのであらかじめご了承ください。

 

<参考>

ポーターとは欧米の荷物運搬用自転車で、日本の新聞配達などで使用されている「実用車」に近い車種にあたります。近年ではほとんど見ることもないカテゴリーの自転車ですが、かつてはポーター車をもちいた競技が開催されていた時期もあるようです。

reneherse porterrack
▲1970年代パリでは運搬車での競技大会も開催された

▼ ReneHERSEのポーター車の線画カタログ

porteur

シマノ新型SORA搭載の 自転車まとめ【2017年版】

(前回のつづき)
■ 前回の投稿はシマノ新型「SORA」搭載のロードバイクでしたが、今回はロードバイク以外のスポーツサイクルクロスバイク・ミニベロ・シクロクロス版です。

 

ロードバイク版:シマノ 新型SORA搭載のロードバイクまとめ

 

シマノから発売されている9速メカはSORA以外にACERAとALIVIOというグループもありますが、これはマウンテンバイクやトレッキング車などに採用されるワイドレシオタイプですので基本的に互換性はないとお考え下さい。クロスバイクやシクロクロスはワイドレシオを採用している自転車も結構あるのですが、前回に続いてSORAを採用している車種を選んでみました。
shimano RD-R3000 ←リアメカ SORA「RD-R3000」

 

2017モデルはGIOSが積極的にSORAを採用していて、豊富な選択肢があるようです。しかしながら、ハブやクランク、ブレーキまですべてSORAというモデルはないようです。ちなみに1ランク下の「Claris」は8速ギア、1ランク上のTiagraは10速用ロードメカとなり、(リアの)変速の数が多い方が高級品となります。

 

 

■shimanoのロードコンポーネントのグレード
[高] DURA ACE > ULTEGRA > 105 > Tiagra > SORA > Claris >Tourney [低]

 

 


 

 

 

| シマノ 新型SORA搭載モデル 2017

 

<クロスバイク編>
araya_tjs_ppl

【メーカー】ARAYA
【商品名】TJS つばめ自転車
【本体価格】¥65,000
【重量】10.2kg
【カラー】ディープパープル/ベージュ
【特徴】クロモリ製フレームに650cタイヤを装備。前ギアはsugino製44T。

 

 

 

tokyobike sport9s
【メーカー】tokyobike
【商品名】sport 9s
【本体価格】¥68,000
【重量】10.5kg
【カラー】マットモカブラウン/マットブラック/マットオフホワイト
【特徴】シンプルなクロモリ製フレームに650cタイヤを装備。

 

 

louisgarneau rsr3

【メーカー】louis garneau
【商品名】rsr 3
【本体価格】¥88,000
【重量】9.6kg
【カラー】レッド/ホワイト/ブラック
【特徴】アルミフレーム+カーボンフォーク。駆動系にSORAをフルスペック採用。

 

 

gios cantare

【メーカー】gios
【商品名】cantare
【本体価格】¥88,000
【重量】9.5kg
【カラー】ブルー/ホワイト/ブラック
【特徴】アルミフレーム+カーボンフォーク。シマノWH-R501車輪に駆動系にSORAをフルスペック採用。

 


 

<ミニベロ編>
giant idiom1

【メーカー】giant
【商品名】idiom 1
【本体価格】¥72,000
【重量】9.7kg
【カラー】ブラック/マットネオンオレンジ
【特徴】ハンドルが折りたたむ20インチのアルミ車。

 

 

gios feluca

【メーカー】gios
【商品名】feluca
【本体価格】¥89,800
【重量】10.5kg
【カラー】ブルー/ホワイト/ブラック
【特徴】ドロップハンドル採用の20インチクロモリ製ミニベロ。

 

 

 

giant mr4f

【メーカー】giant
【商品名】mr4 f
【本体価格】¥120,000
【重量】9.8kg
【カラー】マットブラック
【特徴】リアサスペンション付、24インチアルミ製フォールディングバイク。

 


 

<シクロクロス編>
gios puredrop

【メーカー】gios
【商品名】pure drop
【本体価格】¥98,000
【重量】11.0kg
【カラー】ブルー/ブラック
【特徴】アルミ製シクロクロス。700x35cタイヤにカンチブレーキ採用。

gios viaggio

【メーカー】gios
【商品名】viaggio
【本体価格】¥98,000
【重量】11.0kg
【カラー】ブルー/ホワイト
【特徴】pure dropのクロモリ製フレームバージョン。

 

 

gios mito

【メーカー】gios
【商品名】mito
【本体価格】¥115,000
【重量】11.9kg
【カラー】ブルー/パープル/グリーン
【特徴】viaggioのディスクブレーキバージョン。

 

 

fuji feathercx

【メーカー】FUJI
【商品名】feather cx+
【本体価格】¥105,000
【重量】11.0kg
【カラー】ブラック/ブルー
【特徴】仕様としてはgios「mito」ににているが前ギアがトリプルではなくダブル。

 

シマノ 新型SORA搭載のロードバイクまとめ【2017年版】

2016年にモデルチェンジしたシマノの9速用ロードコンポネント「SORA R3000」を搭載した新車種が各メーカーでそろってきました。入門者向けの機材ながら進化をとげ15年程前の最上位クラス並みの高いテクノロジーを低コストで実現しています。どうせ買うなら新商品、新機材。まして2017モデルは為替の影響でお求めやすくなっています。

レース用ではない入門者向けロードバイクのためミックスされたコンポが多く、とりあえずリアメカ「RD-R3000」搭載のロードバイクを7台選んでみました。フレームはアルミかクロモリ製、アルミ製なら車重はおよそ9.4kgになってくるみたいです。

 

■shimanoのロードコンポーネントのグレード
[高] DURA ACE > ULTEGRA > 105 > Tiagra > SORA > Claris >Tourney [低]

 

 

 

シマノ 新型SORA搭載のロードバイク 2017

 

 

giant contend1

【メーカー】GIANT
【商品名】CONTEND 1
【本体価格】¥95,000
【重量】9.4kg(465mm)
【カラー】ブラック/ネオンレッド
【特徴】前年モデル「DEFY」と「TCR」を融合させたモデル。ハイドロフォーミングアルミフレーム&カーボンフォークなど他社製品と比べて頭一つ抜けでた存在。ブレーキはテクトロ、カセットはSRAM、チェーンはKMC、ハブはフォーミュラ社製。

 

 

raleigh carlton

【メーカー】RALEIGH
【商品名】CRA Carlton-A
【本体価格】¥98,000
【重量】10.8kg
【カラー】ビンテージレッド/バーンブラック
【特徴】ギアガード付き50/34Tの5アームタイプのクランクセットはじめSORAをフル装備したクロモリバイク。補助ブレーキレバー付。

 

 

 

fujibike balladΩ

【メーカー】FUJI
【商品名】ballad Ω
【本体価格】¥105,000
【重量】9.8kg
【カラー】マットブラック
【特徴】スギノ製クランクセット採用のクロモリバイク。黒1色展開だが全6サイズとサイズが豊富。

 

 

 

felt f95

【メーカー】FELT
【商品名】F95
【本体価格】¥99,800
【重量】9.31kg
【カラー】マットブラック/マットホワイト/マットレッド
【特徴】GIANT「CONTEND1」同様にハイドロフォーミングアルミフレーム&カーボン採用。カセットと前ハブがシマノ製ではない。

 

 

louisgarneau cen

【メーカー】LOUIS GARNEAU
【商品名】CEN
【本体価格】¥105,000
【重量】9.4kg(460mm)
【カラー】マットブラック/マットホワイト
【特徴】フレーム内装ワイヤーのアルミフレーム&カーボンフォーク。ハブとチェーンがシマノではない。

 

 

gios leggenda

【メーカー】GIOS
【商品名】LEGGENDA
【本体価格】¥108,000
【重量】9.4kg
【カラー】シルバー/ブルー
【特徴】フルSORAスペックにシマノWH-R501ホイール装備のカーボンフォークのアルミ車。新SORAを重視するなら2017モデルの本命。

 

 

gios furbo

【メーカー】GIOS
【商品名】FURBO
【本体価格】¥108,000
【重量】9.9kg
【カラー】ブルー
【特徴】LEGGENDAのクロモリフレーム版。ブレーキはテクトロ社製。カーボンフォーク採用。

 

 


 

▷ シマノ新型「SORA」採用のクロスバイク・ミニベロ・シクロクロス版 まとめ

軽い・さびない・壊れにくい、クラシックな扇工業「ひびきベル」

「軽い・さびない・壊れにくい」

1975年創業、東京・足立区の扇工業から樹脂不使用のオールメタルのクラシックな雰囲気の「ひびきベル」が発売されました。

 

classicbell

 

外たたき式の右手用ベルで、アームを人差し指で引き、反作用でドームの横を打ち鳴らす、なつかしさを感じるワン式ベルです。ドームの外径は45mmで、音はきわめて高音で澄んだ音色になります。

 

classicbell

片ネジ止めでφ25.4~28.6mmのハンドルバー径に取り付けができ、引手が360°回転し鳴らしやすい位置に調整が可能です。

右側に変速レバーがついている自転車には使用できないものもありますが、そういう自転車でもハンドルポスト式ステムならステム棒に縦に取り付けができます。

oigibell

 

ベルワンはシルバー,ゴールド,ブロンズの3色、
ゴールドとブロンズは真鍮製となります。

真鍮はすぐに変色し光沢がなくなりますが、エイジングが楽しみながら、自転車を買い替えても乗せ替えて愛着をもち長く、育てていくイメージでご使用ください。

本体価格はシルバー(アルミ製)が¥750、
ゴールドが¥900、ブロンズが¥1,100となります。

 

ベルは戸建住宅でいうと表札に相当する自転車の顔となるアクセサリーです。
100円均一のベルは卒業し、少々高くてもいいものを使用しましょう。

付けていないというのは道路交通法で違反ですので、言語道断です。

世界初、消音機能付き。周囲に存在を知らせる熊よけ鈴、東京ベル「森の鈴」

1949年創業、東京・荒川区の自転車ベルメーカー東京ベル製作所からサドルレールやカバンなどに取り付け自転車の存在を知らせる「森の鈴」がリリースされました。

tokyobell tokyobell  morinosuzu

tokyobell  bearbelltokyobell  bearbell morinosuzu

自転車に取り付けて走行すると自然に揺れて澄んだ音色で周囲に存在を知らせることができる歩行者に優しいベルです。真鍮製のワンはシルバー,ゴールド,パールブルー,ピンクゴールドの4色、外径は35mmとコンパクトです。取り付けはカラビナ式で簡単に着脱が可能です。

 

tokyobell

普通の鈴との違いはベルを下にひくことで消音することができる点です。音も高音で余韻の長い音色でさすが日本製です。幼児車,子供車,ロードバイクだけでなく渓流釣りやハイキングなどの熊よけや来客を知らせるドアのベルなど幅広い用途で使用できます。

本体価格は2200円、
2017年1月発売です。

2017年は自転車誕生200周年、カール・ドライスの「ドライジーネ」とは

あけましておめでとうございます。
2017年は自転車が誕生してちょうど200年となる記念すべき年です。

諸説ありますが、自転車は1817年ドイツのカール・ドライス男爵によって発明されました。
自転車といってもペダルもギアもない地面をただ足で蹴って進むの木製の二輪車でしたが、この乗り物は現在の自転車へと進化をとげます。

karlvondrise

車輪が誕生して5000年以上、エジプト文明にもギリシャ文明にもローマ時代にも自転車は登場しません。
その間、車輪が横に2つ並んだ馬車やリアカーは発明されますが、なかなか車輪が縦に2つ並びませんでした。欧州で四輪の蒸気自動車が発明されても、まだ自転車は誕生しません。
1815年インドネシアのタンボラ火山が噴火し、翌年まで世界的な異常低温気候が続き大量の馬が屠殺されてしまいます。そこでドライスは馬に似せた車輪付きの乗り物「ドライジーネ」を考案したのです。

ドライジーネの登場と同時代にフランスやソ連で同様の二輪車が発明さていたという説はあり、日本でも1970年頃まではフランスの「セレリフェール」という二輪車が自転車の始祖であるという説が有力でした。しかし、それらは後の研究で反証されたり、存在の立証がでかなかったり自転車の正史としては認められるものではありませんでした。

自転車史に金字塔を打ち立てた「ドライジーネ」

ドライジーネが他の二輪車の起源説と違う点が2つあります。

①特許申請証が現存している

ドライスはまずドイツ・バーデンで「馬のいらない四輪馬車」の特許を申請します。しかし、これは画期的なものとは考えられず却下されてしまいます。そこでドライスは二本足で地面を蹴って走る「ドライジーネ」を考案します。そして、その実用性を証明するために、1817年7月に駅馬車と50kmレースを行い、見事に勝利します。駅馬車の4分の1の所要時間の4時間で走破したことが記録されていて、これが二輪車が初めて歴史に登場した記録とされています。1817年末にはバーデンとパリの登記所にて「ドライジーネ」の特許は受理され、1818年1月22日ドライスはバーデンにて10年にわたる商業権を認めらます。

②後の自転車の発展に影響を与え、歴史が連続している

ドライスは特許申請の翌年の1818年にドイツ国内だけでなくパリに出向き公園にて「ドライジーネ」の試乗会を開催します。試乗会は3000人もの大観衆を集め、新聞や戯画などで人々の間で話題となり、ドライスの風刺劇まで公演されました。そして、ドーバー海峡をこえ、英国人のジョンソンが鉄製フレームのホビーホースを模造し二輪車は急速に広がりをみせていきます。

この時代はまだゴムタイヤも発明されていなければ、「bicyle」や「自転車」という言葉も存在していません。日本に伝来するのは半世紀以上後の明治期になってからとされていますので、自転車の歴史はまだまだ始まったばかりなのです。

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