輪業が盛んな大阪は様々な自転車関連施設やイベントがあります。
本ブログでもいくつか紹介してきましたが、大阪と奈良の境界の生駒山の山上遊園地に「関西サイクルスポーツセンター」のようなおもしろ自転車があると聞いて行ってきました。
自転車の関連は
・サイクルモノレール
・バルーンサイクル
・おもしろ自転車
以上の3施設あり、それぞれ大人から子供まで楽しめます。
眺望を楽しみながら空中を散歩できる「サイクル・モノレール」は2人乗りで、3歳以上であれば乗車ができます。動物のカウルがついたサイド・バイ・サイドタイプのコースターで、ペダルをこぎながら絶景を望むことができます。
ペダルが両座席についていて、最初は軌道上の動力で上に登り、そこから自力で進みます。料金は1人400円です。
ペダル運動で疲れるレベルではありませんが、高所恐怖症の方はやめた方がいいかもしれません。
続いて、「バルーンサイクル」という乗り物。
気球型の遊具が回転し、ペダルをこぐと上がったり、下がったりします。一般的な回転式の自転車ペダルは使用していますがこれは「サイクル」とは言えないですね。3歳(110cm)から利用でき、同乗者があれば、0歳児でも乗車ができます。料金は1人300円でした。
生駒山上遊園地は大阪や奈良の中心部からもアクセスがよく、入場料も無料で開放的です。
少子化やレジャーの多様化により、遊園地が減少していていますが、天気もよく平日にも関わらず賑わっていました。
お客さんの層はファミリーが中心ですが、幼稚園や障碍者の団体、カップル、老夫婦、犬、登山客、韓国人など、様々。まるで時がとまったかのような、牧歌的でノスタルジックな遊園地です。
「おもしろ自転車」コーナーは20台ほどの変わり種自転車を15分乗ることができます。
ロッドで操舵する前輪駆動の三輪リカンベント車やハブが中心からずれていてボヨーンボヨーンと上下動をしながら進む自転車など多数あります。
ほとんど16インチタイヤ以下の自立するタイプの自転車で、2歳~を対象としています。大人が乗っても壊れない強度はありそうですが、小さくてほとんど乗れません。
料金は15分300円です。
万博公園(吹田市)や大仙公園(堺市)にも同様の施設はあります。
山上にあるため、冬季の12月から3月中旬まで休園になるようなのでお気を付けください。