ツーリングやアンティーク車などの愛好家に絶対的な支持を得てるブルックスの本革サドル。熟練の職人が手作業で丁寧につくられる英国製サドルで、世紀を超えて多くのサイクリストに使用されている名品です。
美しいフォルムに目がいきがちですが、後部に付いているこの金具の使用の方法はご存知ですか?
両側に5x20mm程の横長の穴が開いた金具はひっくり返すと裏側でつながっていて、表面素材の牛皮を補強する構造になっています。この金具のフックの部分は、サドルループと呼ばれ「team pro」や「colt」などの一部のモデルを除き、ほとんどの同社の本革サドルについています。
|専用サドルバッグとともに使い込む
サドルループは専用の小型鞄を取り付けるための取付穴で、専用品のツールバッグ「Challenge」やサドルバッグ「Millbrook」などを装着し使用します。
▲ Challenge Bag ¥11,400
ツールバッグ「Challenge」は上質なレザーでつくられた小型工具入れで、ふたを留めるベルトが、中に収納した工具を固定するベルトを兼ねていて中で音をたてたり暴れるの防ぐ設計になっています。
▲ Millbrook ¥20,600
防水コットン製の中型のサドルバッグ「Millbrook」は2本のベルトでブルックスサドルのフックに装着できます。地図やカメラ・携帯食など日帰りツアーにぴったりの容量です。1950年代の復刻モデルです。ショルダーストラップ付。
▲ Glenbrook ¥23,600
両サイドにポケットがついた、1950年代のモデルを復刻した防水コットン素材の大型サドルバック。1泊ツーリングにも対応する容量。2つのベルトでブルックスサドルのフックにしっかりと固定できます。ショルダーストラップ付。
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▲ 1960年代のラレー・インダストリー社(アメリカ)の古いカタログ
かつてはバッグの種類も多く、「milibrook」や「grenbrook」も掲載されています。