2015年4月より今まで500円だった大阪の防犯登録料が600円に値上げになります。
円安やインフレの影響で物価が上昇しているのは仕方ないのかもしれませんが、ついに防犯登録まで値上げになるとは、正直かなり驚きました。
「値上げするなら、もう登録したくない」という方もいるかと思いますが、義務化されていてそういう訳にもいきません。
自転車の安全利用の促進及び、自転車等の駐車対策の、総合的推進に関する法律 通称「自転車法」というのがあります。この法律が1994年に改正され、自転車の防犯登録が義務化となりました。
自転車法の第12条第3項に自転車を利用するものは、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録を受けなければならないとあります。
登録しなくても罰則はありませんが、自転車撤去や盗難の際の所有権の証明となるためほとんどの自転車購入者は販売店で登録します。そして、その場で登録6桁の登録番号とバーコードが書かれたオレンジ色のステッカーを自転車フレームに貼ります。
これが登録用紙です。
登録者の記入欄は氏名・住所・電話番号です。電話番号は携帯番号でかまいません。三枚複写でボールペンで記入します。
1枚目 白色 入力用 大阪府の自転車商防犯協会用
2枚目 青色 販売店用
3枚目 ピンク色 お客様控
いただいた情報は、大阪府警察本部にて10年間データとして保管されます。
お客様控えは、撤去や盗難の際に必要になりますので大切に保管ください。
防犯登録は非課税ですので、消費税がかかりません。5%から8%に消費税が上がった際も価格は据え置きだったのにどうしてこのタイミングで値上げなんでしょうか・・・