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日本最大の自転車イベント「サイクルモード」とは?

毎年11月に日本最大の自転車イベント「サイクルモードインターナショナル」というスポーツ自転車のフェスが催されます。cyclemode2015

2015年は11月6日(金)・7日(土)・8日(日)の3日間、
幕張メッセで開催されます。

自転車の展示総数1000台以上、累計来場者数は50万人という大型イベントです。
試乗もできる他、新商品の自転車パーツやプロ選手によるトークライブなど初心者からマニアまでいろいろな楽しみ方ができるイベントです。

cyclemode  cyclemode

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▲ 写真は「サイクルモードインターナショナル 2014」(photo by shunichi uojima)

サイクルモード」が開催される以前は「東京サイクルショー」というイベントが日本を代表する自転車イベントでどちらかというと自転車業界の関係者向けの新商品の発表会といった感じのイベントでした。
サイクルモード」が「東京サイクルショー」を駆逐した最大の要因は試乗できるという「体験型イベント」を強く訴求し、今までスポーツ自転車に乗ったことがない人を取り込もうとした姿勢でした。

年度によって大阪でも開催され2会場で開催する年もありますが2015年は幕張メッセのみです。そのかわりに2016年に万博公園で試乗イベント開催予定のようです。このような新しい試みも面白いですね。

ERGON「GE 1」グリップに新色 レーザーレモン追加

何度か紹介している人気のERGONのグリップ「GE 1」に新色が追加されます。

ergon ge1

長時間激しいライディングでの手の疲労を最小限に抑えれくれるERGONのグリップにヴィヴィッドなレーザーレモンが追加されました。

ergon ge1  ergon ge1

これでカラーはビキニピンク , ブラック , グレー , ブルー , レッドとレーザーレモンの全6色。

ergon

 

<グリップの構造>
ergon GE1
①手の回転に逆らうように配置された素材によりグリップ力が向上。
②親指への圧力を分散する形状。
③グリップコアのへこみにより手のひらのあたる部分のクッション性を確保。
④グリップコアにカットを設け、小指側によ優れたクッション性を確保。

 

ergon ge1軽量でダイレクトな操作感を味わえる「GE 1 Slim」も同色でラインナップしています。

両タイプ本体価格は3800円、12月発売予定です。

ベタつきにくいgueeのシリコン製グリップ「VIVI」

夏はグリップやタイヤなどのゴム製品が激しく傷みます。
グリップは紫外線や熱だけでなく手汗で不衛生になってします。

言い換えるなら、日差しが和らぐ初秋はゴム製品の交換の季節です

 

gueeの100%シリコングリップは悪天候でも滑りにくく、汚れも落としやすいグリップです。

guee vivi

シリコングリップ「VIVI」は先部分が薄くなっていてブレーキングやハンドリングがしやすい形状になっています。

逆に内側は厚みがあり高いクッション性があります。

guee vivi

長さは130mm、重量はわずか85gです。
通常のゴム製グリップは100~200gですのでかなり軽量です。

カラーはブラック,レッド,オレンジ,ブルー,イエロー,ホワイトの6色。
本体価格は¥2,100です。

guee viviguee vivi

guee vivi  guee vivi

どうせ交換するなら傷みにくい最先端の技術のシリコン製グリップをご検討ください。

 

ホイールの固定方法 クイックリリースとナット式

自転車の車輪の固定は大きく2タイプに分かれます。

ナット」か「クイックリリース」です。

 

■ ナット式
ナットで固定するタイプはママチャリなどの変速のない自転車に多く使用されているためよく目にすることがあると思います。ネジの切ってある車軸に両側からフレームを挟んでナットで締め付けて固定します。

fixingnut

 

■ クイックリリース
スポーツ自転車はクイックリリースが主流です。
穴のあいたハブ軸の中を細いシャフトを通して、レバーで固定します。

shimano qr

shimano qr

クイックリリースは工具なしで素早く車輪を着脱でき、メンテナンスや輪行が容易になります。
前輪用と後輪用は同じ構造ですが、長さが異なります。

ナット用ハブとクイックリリース用ハブは構造が異なります。
互換性がなく、ナット式をレバー式に変更したければ車輪ごとの交換となります。

クイックリリースの開閉方法は難しくありませんが、誤った方法で固定すると危険ですので、自信がない方は店頭でスタッフに確認してください。数回練習すればできるようになります。

 

<PICK UP> 普及が期待される「スルーアクスル

スルーアクスルはクイックリリースの一種です。
マウンテンバイクの上位クラスのレーシングモデルに使用されている規格で、従来のクイックリリースタイプより高い剛性が実証されています。一般的なクイックリリースとまた異なるハブを使用し、互換性はありません。

shimano e thru
シマノが開発したスルーアクスル「E-Thru」(写真)は、現状高級マウンテンバイクのみに使用されていますが、ロードバイクやシクロクロス用も開発中で今後の普及が期待されています。
2016年モデルでも採用車が増加していました。

大阪府警 9月を「自転車死亡事故抑止強化月間」に

大阪府警察は、9月から年末にかけて自転車死亡事故が増加傾向にあるため、今年から9月を「自転車死亡事故抑止強化月間」に設定し自転車関連事故を抑止するための取組の強化にあたるそうです。

2015年6月から道路交通法が厳格化され自転車に対し注意喚起が強化されていたにも関わらず
大阪では自転車の信号無視による死者数が7月末までで去年1年間の死者数の倍以上の11人で全国最多となっています。

大阪は全国屈指のの自転車都市であり
自転車台数、普及率、利用率、分担率いずれも全国上位です。

一方で盗難数、前カゴひったくり件数など自転車に関する犯罪も非常に多くなっています。

2015年7月には大阪市大正区の29才の男性が道路交通法違反で摘発され、
全国で初めて自転車の安全講習の受講を命じられるなど利用者の意識も問われています。

 

新シーズンの到来をつげる「シマノフェスティバル」

今年のシマノフェスは9月9日(水)です。

一般には全くどうでもいいことなのですが、我々輪界にとって9月9日は2016年の方向性を確認する重要な日なのです。

 

自転車の駆動ギアパーツを生産するシマノ
自転車のフレームは生産せずにパーツを各自転車メーカーに供給するという企業スタイルから「輪界のインテル」といわれています。世界中の自転車に採用されていて、シマノなしではまともな自転車の組み立てができないほどです。

そんな盟主シマノが販売店やプレスに新商品を発表するのが「シマノフェスティバル」です。

ツール・ド・フランスなどで使用されるレース機材から低級品までシマノ社の取扱いの商品が一同に手にとってみることができる関係者のみの展示会で、国内では毎年9月の大阪をかわきりに東京、名古屋、福岡、札幌と順に開催されます。

シマノフェスティバル開催日は自転車店の経営者やプレスが集まるため、他のメーカーもおのおの新商品の展示会を催します。

今年はジャイアント、新家、フジ、ダホン等のブランドが9月9日に関西で同じように2016年の新商品の展示会を開催します。

そのほかのメーカーもおよそ同時期に新モデルが公開され、次週より年末にかけて次々に新車種がデリバリーされます。

シマノフェスは空気を一変させ、一気に新シーズンの始まりとなります。

 

シマノの生産する変速機やチェーンなどは地味で代り映えしないように思えますが、毎年進化を重ねていています。

2016年はどのような進化があるのでしょうか。
このブログでも9月9日以降にまた紹介していきたいと思います。

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