世界で一番住みやすい街と形容されるアメリカのオレゴン州ポートランド。全米一自転車にやさしく、知的ですこやかなサスティナブルな暮らしに今、世界のまなざしが集まっています。
アメリカの北西部オレゴン州ポートランドは1980年代から市の中心部から高速道路を撤去するなど計画的に人と自転車にやさしいユニークな都市として知られています。自転車専用レーンが何百キロと整備され、市内の数百か所にシェアサイクルが用意され、街には自転車を使った移動型コーヒーショップが人々に居心地よさを提供しています。
大阪・梅田 阪神百貨店でポートランドの魅力を伝える「ポートランドフェア」が4月26日から開催されているようなので、刺激を求めていってきました。
まずは阪神名物のイカ焼きを食って、阪神タイガースショップのある8階の催事場へ。
リアルな大阪文化を抜けた先に真逆といってもいい凝縮されたライフスタイル空間が待ち構えていました。
これからの理想的な暮らしのヒントとなるエコな自転車優先交通、オーガニックコーヒー、クラフトビール、サスティナブル社会など魅力にあふれた良質で挑戦的な街づくりは成長に限界を感じているわれわれ先進国の地方都市に豊かなストーリーを届けてくれます。
ポートランド発の自転車用品もいくつか出展されていて、ユーザーと真摯に向き合ったクラフトマン精神が伝わってきます。
ポートランド在住のオーナーのカーチス・ウイリアムスさんが自身の背中の痛みを解消するために作成しているノースストリートバッグ
バイクパッキングのアイコンとなっているPDW(ポートランドデザインワークス)の「ビンドルラック」
自転車の古チューブを再利用して作ったCYCLEDOGのペット用品。
女性オーナーのラネットさんは勤めていたNIKEを退社し、工房で製作した商品をサタデーマーケットを中心に販売している。
ファッションや雑貨類も充実、
「ポートランドフェア」は5月2日まで。期間中、トークショーなどイベントも開催されます。
4月27日(木)放送の読売テレビの夕方のNEWS「Ten.」の特集ニュースで私がインタビューされています。