米国北西部オレゴン州を発信源に、広がりつつある新しい自転車ツーリングスタイルバイクパッキング。金属製のキャリアを使用せず軽量化された高機能の大型バッグをドカドカと取り付けたキャンピングスタイルは、冒険家の自転車旅だけにとどまらず、新しい自転車の潮流として同州の中心都市のポートランドのライフスタイルとして定着しつつあります。
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|TOPEAK バイクパッキング用大容量バッグ「ローダー」シリーズ発売
自転車用品大手のTOPEAKからバイクパッキング用ツーリングバッグ「LOADER」シリーズが発売されより快適に自転車旅が楽しめるようになりました。
軽量で耐久性、撥水性の高い素材を採用し、泥や雨滴から荷物を守る機能的でスマートなライトツーリングバッグが従来品の半値程度という圧倒的にコストパフォーマンスに優れた価格帯で発売されました。キャリアを使用せず直接自転車に装着することで、運動・走行性能を損なわず、人車一体感ある走行性がもたらされます。
|LOADERシリーズ 製品ラインナップ
▲ 大型サドルバッグ「バックローダー」
<特徴>
シートポストとサドルレールを使用して取り付けが可能。バックローダーに手持ちの鞄を入れて、普段使いにも使える最初に欲しいアイテム。上部にバンジーコードが付いていて上着などを挟むことができる。
6リットル ¥6,600
10リットル ¥7,700
▲トップチューブバッグ「トップローダー」
<特徴>
ステムとトップチューブで固定する小型バッグ。スマホや菓子類など頻繁に出し入れする小物を収納するのに最適。クロスバイクやロードバイクにも欲しいアイテム。
0.75リットル ¥3,300
▲フレームバッグ「ミッドローダー」
<特徴>
フレームの前三角で固定する中型バッグ。キャンプ用品など比較的重い荷物を入れるバイクパッキング用バッグの華となるバッグ。フレーム形状によって取り付けが難しいかったり、ドリンクホルダーが装着できなくなったりするので要注意。
3リットル ¥4,400
4.5リットル ¥5,500
▲ハンドルバーバッグ「フロントローダー」
<特徴>
ハンドルバー前に取り付ける中型バッグ。どことなく前カゴのイメージに似ていてなじみがあるが、ハンドリングやブレーキに影響がでるため極力使用を控えたいバッグ。出し入れもわずらわしいため、軽量の衣類や使用頻度の低い物を収納する。ハンドルやブレーキ形状によっては取り付けが難しいこともあるので要注意。
8リットル ¥7,700
1泊旅や日帰りサイクリング程度なら「TOPLOADER」と「BACKLOADER」の組み合わせ、
足りなければ「MIDLOADER」を追加、
さらに足りなければ「FRONTLOADER」といった順番で買い足していくのがオススメです。
日本においてはまだバイクパッキングを楽しんでいる人は少数ですが、近年「しまなみ海道(尾道~今治)」や「ビワイチ(琵琶湖一周自転車旅行)」など自転車旅を観光資源として活用する自治体も増えてきていますのでこれらの層にうまく受け入れられれば、マウンテンバイクやピストバイクのように新たな自転車のジャンルとして大きな広がりをみせるのではないでしょうか。